続・幸せの契約
「お待ちください。」


「なに?」


「そのままではお召し物が汚れてしまいます。それに、強い日差しにはしっかりと対策をしなければ、後で大変です。」


「それはそうだけど。
私…着替えも何も持ってきてないよ。」


大和さんに突然つれてこられた南の島


私が持ってきたのは

パスポート
携帯
財布
化粧ポーチ



今さら冷静に考えると
1週間…どうやってすごそう



「ご安心ください。
全て用意しております。
まずはお着替えを。」



そして
大和さんがヒラヒラ手を振って見送るなか


私は由香ちゃんに奥の部屋へ連れ込まれた
< 52 / 223 >

この作品をシェア

pagetop