続・幸せの契約

ベッドに寝かされて
ドキドキして胸が張り裂けそう


ギシッ…

そっと私の上に覆い被さる大和さん



｢怖い？｣


優しく聞く大和さんの手をしっかりと握りしめて

首を横に振った


｢何も考えないで…。
ただ俺だけを感じて。｣



そして
キスが私の唇を塞いだ


口腔内を愛撫する熱い舌
必死にそれに答える


自分でも信じられないくらい

いやらしくて甘い声が吐息と共に漏れる



大和さんは
ゆっくり、ゆっくり
私の全身にキスをしていく


その度に
今まで感じたことの無い感覚が私を襲う


｢あっ…！ダメッ！！｣


突然大和さんにうつ伏せにされる

私は体を戻そうと必死で抵抗したけど、大和さんはビクともしない

｢見ないで…！イヤッ！｣



背中には無数に押し付けられた烙印がある


“お前は一人なんだよ！”

そう言って押し付けられた孤独の烙印