続・幸せの契約
「でさぁ、御曹司とは何処までイッたの?」



驚いた拍子に勢い良く飲み込んで

ツナサンドが喉を大きすぎるまま通りすぎていった


「ゴホゴホッ…な、なに急に?!」


カフェラテで落ち着かせる

「だってさぁ、気になるじゃん!
主従関係じゃなくなって、2人はどんな風に恋人として過ごしてるのかなぁってさぁ。」


恋人としてかぁ


「大和さんとはデートしたことすらないよ。
仕事が忙しいみたいだし。」



「マジで!?」

静香の付け睫が上下に動いた


「マジで…。」

だんだん声が小さくなってしまう

「じゃ、キスとかは?」


「頬に…一回だけ。」


「マージーでぇっ!?
ホッペにチュって…どぅーなのよ?」


どぅーってなんだよ!

こっちが聞きたいっつーの!!


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