続・幸せの契約
真夜中
寝室のドアが開いた

「ただいま帰りました。」


数日ぶりに帰ってきた大和さん

その顔は驚くほど疲れていた


「おかえりなさい。
お疲れ様でした。」


そんな大和さんをとびきりの笑顔で迎える


大和さんは歩きながら
背広を脱ぎ
ネクタイを抜いて
シャツのボタンを外す


そして
ベッドに倒れ込んだ


私は
大和さんが脱いでいったものを拾って歩く


その時
グイッ!

「キャッ!?」


いきなり右腕を引っ張られて

拾った衣類をばらまきながら、私はベッドに倒れ込んだ
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