続・幸せの契約
広大な敷地面積を誇る屋敷の庭は
中庭と違って
辺り一面芝生で覆われている
車道の横には手入れされた植木が季節の花達を咲かせていた
その植木に沿って
正面の門に向かってゆっくり歩く
「あ!すみませ―ん!!
萩乃宮大和さんの婚約者さんですか?」
記者の声に
門の柵の前に一気に
報道陣が集まり
フラッシュがたかれる
「蔵之助さんの容態はいかがですか?」
「大和さんはご在宅なんですか?」
「今の心境を一言!!」
弾丸のように次々に浴びせられる質問
柵の隙間にグイグイと押し込まれるガンマイク
私は圧倒されて
言葉が出なかった
中庭と違って
辺り一面芝生で覆われている
車道の横には手入れされた植木が季節の花達を咲かせていた
その植木に沿って
正面の門に向かってゆっくり歩く
「あ!すみませ―ん!!
萩乃宮大和さんの婚約者さんですか?」
記者の声に
門の柵の前に一気に
報道陣が集まり
フラッシュがたかれる
「蔵之助さんの容態はいかがですか?」
「大和さんはご在宅なんですか?」
「今の心境を一言!!」
弾丸のように次々に浴びせられる質問
柵の隙間にグイグイと押し込まれるガンマイク
私は圧倒されて
言葉が出なかった