年上カノジョに蜜な罠
「そうだね……」
っとに、どうにかならないかしら…
ため息をつくあおいと話をしながら、コンビニまでの道を足早に歩く。
「あれ?瑠璃…それ好きだったっけ?」
私の手に握られているのは、辛いと評判のスナック菓子。
「ううん、凜久が好きなんだ…辛いもの」
それと一緒に、自分用のお菓子のチョコレートをちまちまと手に取りながら、レジへと向かった。
「なんだか今日の瑠璃はご機嫌じゃない?」
その理由を話すと、また脚見せて誘惑しちゃえば?ってクスクス笑う。
あおいと別れた後、凜久に会いたい一心で走って家まで帰った。