季刊『お屋敷ハンター』
しーん。
「お、願いぃ……て」
気付けば石を持たされていた。しかしこれが外に出ている以上、石などにもう意味はない。
足をオレの目の高さに浮いている幼稚園児サイズの子どもはにっこりと笑い、首をかしげて、
……ずっとそのまま……。
このロリコンさん大喜びみたいなレースたっぷりのエプロンでドレスなお衣装をお召しになられた小娘さんを、オレはどうするべきだろう。
だんだんと同じ角度で傾きながら迷っていると、伏せていたミヨちゃんがいきなりがばぁと立ち上がった。
「確認させて! 願いを叶えてくれるのっ? いくつでも? 三つまで? 期限あり?」
「お、願いぃ……て」
気付けば石を持たされていた。しかしこれが外に出ている以上、石などにもう意味はない。
足をオレの目の高さに浮いている幼稚園児サイズの子どもはにっこりと笑い、首をかしげて、
……ずっとそのまま……。
このロリコンさん大喜びみたいなレースたっぷりのエプロンでドレスなお衣装をお召しになられた小娘さんを、オレはどうするべきだろう。
だんだんと同じ角度で傾きながら迷っていると、伏せていたミヨちゃんがいきなりがばぁと立ち上がった。
「確認させて! 願いを叶えてくれるのっ? いくつでも? 三つまで? 期限あり?」