季刊『お屋敷ハンター』
「担当者だかにチビを引き渡すときに一緒に渡せばいいじゃない。とにかく私に害が及ばなくなったところで頼むわ。精霊の呪いを受けるなんて、もったいないわ、この私が」

「なぁに~? ふたりでなんのお話してるの~?」



う。




「ぅわあぁぁぁーッ」


 声、そしてパックミラーの衝撃映像にオレたちは声を限りに叫びたて、そしてそしてミヨちゃんは、


「やっ止めてミヨさん、速ッ、速過ぎっ」


「うわぁぁ~、はっやーいっ。すごいねー、しょおごくん」
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