【企】ウィニングボールを君に
第2球 くじら雲と子犬
「あ、見てアキ!犬だよ、犬!!」
部活後のいつもの帰り道。
あたしとアキの前には、いかにも「捨て犬です」というような白い子犬がいた。
「本当だ!やべー、連れて帰っていいかな?」
アキは野球をしてるときのようなキラキラとした目であたしを見る。
アキのそんな目を見たら、断れないってわかってて?
ちらっと子犬とはちかしゃいでるアキを見るけど、あまりにも素直な笑顔を見せていた。
「…なわけないか」
部活後のいつもの帰り道。
あたしとアキの前には、いかにも「捨て犬です」というような白い子犬がいた。
「本当だ!やべー、連れて帰っていいかな?」
アキは野球をしてるときのようなキラキラとした目であたしを見る。
アキのそんな目を見たら、断れないってわかってて?
ちらっと子犬とはちかしゃいでるアキを見るけど、あまりにも素直な笑顔を見せていた。
「…なわけないか」