わたしのたった1つの宝物
「なら あたし学校まで連れていくよ?
 だって同じ学校だもの」

「本当ー!ありがとう!
 俺さーまだこの町にきて3日目だからなにがどこに
 あるかさっぱり分かんないんだよ~」

「ならあたしが色々教えてあげるよー!
 ここのスーパーのほうが安いとかさ~
 あっちには、海があって~
 向こう側には大きな森がある!」

「俺、海好きなんだよねー」

「あたしも海好き!
 春の海はぽかぽか陽気で日焼けしないから海に何時間でもいれる!
 夏の海はきらきら輝いてる!天気いい日は海にも入れるし最高!
 秋の海はちょっと肌さむい!夕焼けが綺麗
 冬の海は寒いよ~雪降ってる日はなんかわくわくする! 
 
 あっごめんー1人の世界に入ってましたー
 本当にごめんねー」



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