この世で一番大切な人へ~モデル~


「じゃーな。」


あれ?今城ヶ崎さん以外の人に睨まれたような…


帰り道…


「ねえ。シンちゃん。城ヶ崎さんとはどういう関係なの?」


「………………………元カノ。」

「へっ?……………元カノお!?」

「ああ。むこうが付き合ってっていってきて迷ったけど一応付き合うことにした。でもすぐにオレはずっと好きだった子の事を思い出した。」


えっ!?好きな子…いたんだ。なんかショックだな。


「だから別れた。……オレ、夕奈のこと好きだ!子どもの頃からずっと…」


「へっ!?シンちゃんが私を?…うそおーー(泣。 あたっっひもねっヒグッちっちゃい頃からっっヒックずっとグスッシンちゃんのことっっズズ好き。クッヒック」


ギュッ


「えっ!?」


「夢じゃないよな?夕奈がオレのこと好きって。」


「うそじゃないよ。」


「ずっと一緒にいような。」


「うん!!」


そして私たちは初めてのキスをした。

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