この世で一番大切な人へ~モデル~
大地side
俺は二宮大地17歳。俺はこの辺じゃ知らない人はいないぐらいの超不良でヤンキー。でもこんな俺でも昔から好きな子はいる。
その子は俺ら3兄弟の幼なじみで弟のシンと同級生の相川夕奈。めっちゃ美人でかわいくて天然な女の子。俺は昔から夕奈にだけは甘くて何でも許してしまう。
惚れた弱みってやつかな。
自分でも笑っちまうほど甘いと思う。
そして今日、いつもどうり学校をサボる準備をしようとしてたら前からキレイなミルクティー色の髪の女の子が歩いてきた。でもここは俺の家。……まさか
「おい。」
ビクッ「えっ!?」
ちょービビってる。やっぱりまじかわいいな♪こいつ。
「お前…夕奈か?」
「大地ぃーー」
大地ぃーーだって。声もちょーかわいい。透き通るようなキレイな声。
「やっぱり夕奈かあ!」
「久しぶりだね。大地!」
「大きくなったな」ニコッ
こいつの前だと自然と笑顔になれる。
こいつが俺がずっと片思いしている幼なじみの相川夕奈。10年たってますますかわいくなっている。
「それより今日はどうしたんだ?こんな朝から。」
「シンちゃん起こしにきたの」