この世で一番大切な人へ~モデル~
そしたら家の奥からお母さんがでてきた。
「あら。シンちゃん。久しぶりねー。」
「あっおばさん!お久しぶりです!」
そして色々な話しをして私たちは学校に向かった。
「それにしても、スッゴい久しぶりだよな!10年ぶりか?めっちゃ変わったよな。オマエ。」
「フフッシンちゃんは全然変わってないヨー(笑。」
「おいッ!なんだよそれー。」
そうして2人でしゃべりながら歩いていると4人組の女の子たちがこっちに来た。
「あっ二宮くんだあー♪」
「おはよー♪二宮くん!」
「今日は朝から学校来るんだー!」
「てかその子だれ?」
「まさか………。彼女!?」
「そんなわけないじゃーん。」
「「「「キャハハハハッ」」」」
私はシンちゃんの服の袖を強くつかんだ。
「シンちゃん…。」
そしたらシンちゃんが
「こいつはオレの幼なじみだ。」
そうしてシンちゃんは女の子たちに見えないように手を握ってくれた。その手は昔と全く変わらない優しくて温かい手だった。
女の子たちは私の事を思いっきり睨みつけると走って行ってしまった。