この世で一番大切な人へ~モデル~
あっ次は相川夕奈か。どんな自己紹介するんだろ。
「えっと主役『天宮朱奈』役の相川夕奈です。一生懸命頑張りますのでよろしくお願いします!」
かっ可愛いな///しかも最初自分の番って気づいてなかったし。
あっ!!冬真が相川夕奈に話しかけた!おいおい。ちょっと喋りすぎだろ!くっそー。今すぐにあっちに行きてえ。
「あっあの…辻宮くん。」
あぁ?誰だこの女。俺のこと気安く呼びやがって。
「何?」
冬真の事もあり冷たく言い放った。
「あの私『天宮朱奈』の友達役の中村麻名って言います!」
だから何だよ。俺こういう女かなりキライなんだよなあ。俺は相川夕奈みたいな一生懸命で男に媚びをうらない可愛い女がいいんだよ。
「よろしく。中村さん。」
俺は気に入ったヤツ以外には極力冷たいらしいから。悪いな。ブリッコ女。
「辻宮くんっ♪あたしの事は麻名でいいよ!だからあたしも類って呼んでいい?」
寒気がするほどキモいぜ。このブリッコ女。
「ごめん。そういうのやめてくれる?イヤなんだよね。それと俺、馴れ馴れしい人ってキライなんだよね。」
「あっえっと…ごめんなさい。」
上目使いとかマジキモい。
「あんまり俺に話しかけないでね。かなりイライラしてるから。」
マジイライラしてきた。最悪このブリッコ女。
「すっすみません。」
やっとブリッコ女との会話が終わった。