この世で一番大切な人へ~モデル~
夕奈・・・。彼氏と仲直りするんだろうな・・・。今日は夕奈の誕生日らしいからレストラン予約したけど、無意味だったかな。
「おいっどうしたぁ?元気ねぇな。」
「酒井さん。別に大丈夫ですよ!」
「そうか?あっそういえば今度相川夕奈と冬真と3人でバラエティ番組が決まったぞ。出るよな?」
夕奈と一緒の仕事かぁ、冬真もいるけど・・・。
「やります!」
なんかすっげぇ楽しみになってきた!!
「分かった。じゃあ日時はまた連絡する。」
「はいっお疲れ様でした!」
今日のレストランはダメかもしれないけど、こういう一緒の仕事の時とかに仲良くなればいっか・・・。
「るぅいるいっ♪なぁにしてんのぉ?」
「冬真!!お前・・・。そのるいるいとかやめろよ。うぜぇ」
「きゃー!あの王子様な類くんが実はすっごい腹黒だったなんてぇ~って他の子が見てたら思うだろ。」
なんだよ・・・。それ。
「しかも!何で女なんだよ!」
「いや、なんとなく・・・。」
まあ、いいや・・・。
「それより冬真、今から暇か?」
「おう!」
「買い物付き合って。」
「了解!じゃあ早速いくか」