17才
「いや~。でもまさかリュウヤがこんなに早く結婚するなんてね。よっ!この色男っ」
「何かチヒロ…、おっさん気が強くなってねぇ?」
次の日曜日。
忙しい中会う機会を作ってくれた2人と、カフェで待ち合わせ
何となく幸せオーラが漂っている2人に拍手を贈った。
「実は、まだ信じられなくて。ドッキリだったらどうしようとか…色々考えちゃって。本当にわたしで良いのかとか…」
ミユちゃんはやっぱりまだまだ不安な様子。
そんなミユちゃんを見て、リュウヤは優しく笑って言った。
「ミユじゃなきゃ、ダメなんだって」
そう、一言。
……かっこいいじゃないか、リュウヤ君。