切な連鎖ーセツナイレンサー


「お、俺のせい〜?!」


「あーぁ 最悪だな、」


西村が言う。


「あくまでも1つの例であって
実践したのそっちなのに・・・。」


純が小さい声でつぶやいた。


「はぁ?もう1回
言ってみな?前さんよぉ。」


「ははは〜、」



アタシはちょっと・・・、
いや、かなりびっくりした。


給食中も読書をしてたのに、
本を読むのをやめて1人笑い出した。


「ほら、翔さんも笑ってんぞ!
お前等がバカな事してっから。」


西村が言う。


(いつもバカやってるお前なんかよりは
相当マシなバカだっつーの!)

アタシは1人思っていた。


(翔さんもあんな風に笑うんだ〜。)


かなちんはそんな翔さんを横に
気まずそうだったが、
アタシの悲惨なチーズを見て爆笑していた。


(ま、いっかー楽しければね、うん。)


そんなこんなで今日も1日が終わった。
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