切な連鎖ーセツナイレンサー
<は、まじかよ、
俺もいっきってー・・・。>
「なんだよ翔さん、
じろじろ見やがって。
あ!さては翔さんも見たいの?」
「はぁ!?なわけねえし。」
<素直に見たいて言えばよかった・・・。
て、別にお笑い見たいわけ
じゃないんだよな俺は・・・。
岡がいるから・・・。>
「なんだよぉ、わかった〜。
ハルさぁ、今日見に来れる?」
「いいよお、行く行く!
あ!でも小宮山っちわかんない・・・。」
「いいよ学校帰りそのまま
俺っちよってけよ!
一緒に帰ろうぜぇ〜ぃ。」
「うぇ〜ぃ、さんきゅーな、
ぢゃ帰りよろしく〜ぃ!」
アタシと小宮山は
ハイタッチして別れた。
「おい岡・・・。」
「ん?なに翔ちゃん、
あ!傘ありがとね昨日♪」
「お、おぅ、それよりお前
今日小宮山っち本当に行くの?」
「いくよ?なんで?」
「あいつエロいぞ?」
「そんだけ〜?だから?笑い」
「行くの?」
「うん。笑い」
「ふーん。」
<俺の必死な行かないでほしい
訴えが、無力に終わった・・・。>
「翔ちゃんわけわかんなーい。笑い」
<はぁ・・・。>