切な連鎖ーセツナイレンサー
アタシは作業を終えて教室に戻った。
「ハル、おはよ〜♪」
「みんなおは〜♪」
アタシはとりあえず自分の席に行った。
「あー!ハルやっときた。」
「奈之香おは〜♪」
奈之香はかなちんの席に座って、
翔さんと話していた。
「翔さんめちゃ面白いよ!?」
「あんたらいつの間に仲良しに・・・。」
奈之香と翔さんは、
いつの間にか仲良くなっていた。
「あっ、ハルオさんだ!」
「はっ!?」
後ろを振り返ると中澤がいた。
「涼子さんではないですか〜。」
アタシは中澤に対抗した。
「おぃ中澤、おめーハルいじめんなよ!」
「あっ、奈之香さん
おはよーございますっ!
今日も朝から元気ハツラツで!」
「ハツラツじゃなきゃ
人生やってけないっつーの、ふん。」
「あの2人バカだね〜。」
「似たもの同士なんじゃね?」
アタシは翔さんと2人を見ていた。
「お前、涼の事好き?」
「え?何言ってんの?!
別にんなことないよ・・・。」
「ふーん。」
(アタシが涼の事?
ん〜・・・ないないないない。
確かにさっきの笑顔といい
以心伝心といいやばかったけど・・・。)