切な連鎖ーセツナイレンサー
朝起きてアタシは慌てた。
(まぢで!?アタシ途中で
ぶちっちゃったんだ、最悪。)
「まぁ、いっか・・・今日学校で話そ♪」
昼休みの時間・・・。
「よ!ハル。」
「よ、よぉ!・・・
あっ!昨日メールぶちってごめん・・・・。」
「あー、全然いいって、
昨日の事で言おうと思った!」
「何を?」
「気持ちちゃんと伝えた方がいいよ!」
「んー・・・、でも。」
「それに相手だって、
ハルが必死んなって
好きって気持ち伝えようと
頑張ってるのわかったら、
ちゃんと考えてくれるって。
俺だったら、できるだけ
気持ちに答えてあげたいって思うし。」
(えっ、ほんとに!?)
アタシは少し嬉しかった。
「結果はもちろん大事だけど、
それが全てじゃないと思うんだ。
自分の口で相手に気持ちを伝えられた
ていう事の方が大切なんじゃない?」
中澤は優しく笑って言った。
アタシはそんな笑顔にキュンときた。