切な連鎖ーセツナイレンサー
アタシはそろそろ、
自分の中で限界がきていた。
朝起きた時、
頭がクラっとした。
「やば、熱あるかも・・・。」
その日は38度もの熱が出て
アタシは学校を休んだ。
ベッドの中で、1日中、
中澤のことを考えた。
同じクラスになって、
いつのまにかおんなじ
「好き」って気持ちになってて、
告白して付きあって、
あの時は毎日が楽しくて、
1日1日が順調すぎて怖かった。
アタシの傍にはいつも、
優しく笑ってくれた中澤がいた。
こんな馬鹿なアタシのくだらない話を、
いつも楽しそうに聞いてくれた。
それなのに今・・・。
中澤と、なんでこんな風に
なっちゃったのかな。
「・・・あっ、もうこんな時間だ。」
時計を見たら5時半だった。
時間がたつのはなんて早いのだろう。
今頃みんな学校終わって
部活行ってんのかなぁ?
そんな時、
メール受信。