ねこの散歩道
第2章
「アイちゃん、おっはよ〜う。」
「おはよう。」
学校にだいぶ慣れてきた頃、トモは次第に注目を浴び始めていた。
「あらら、相変わらず人気あるなぁ。スルメ野郎のくせに。」
サユは外を指差した。
わたしも教室の窓から外を見た。
「トモ…すごいね。」
いろんな子がトモに挨拶をしている。
トモは不機嫌な顔をしながらも挨拶を全部返していた。
トモは低血圧だということが人気が出てからわかった。
それまではたまにぼけーっとなってることはあったが、そこまで気にしなかった。
サユいわく、「あいつは朝8時半までは機嫌悪い」らしい。
「おはよう。」
学校にだいぶ慣れてきた頃、トモは次第に注目を浴び始めていた。
「あらら、相変わらず人気あるなぁ。スルメ野郎のくせに。」
サユは外を指差した。
わたしも教室の窓から外を見た。
「トモ…すごいね。」
いろんな子がトモに挨拶をしている。
トモは不機嫌な顔をしながらも挨拶を全部返していた。
トモは低血圧だということが人気が出てからわかった。
それまではたまにぼけーっとなってることはあったが、そこまで気にしなかった。
サユいわく、「あいつは朝8時半までは機嫌悪い」らしい。