阿呆彼女∞クール彼氏
ななっ…
「つ、つーかさ、そんなにばれたくないんなら何でカムフラージュせんで寝てたんよっ…。」
「…ヅラとか邪魔ですから。それ以前にここに誰か来るなんて思いませんでした。」
「…ま、確かにあたしもここに誰か違う人がいるなんて思わなかった。」
「あ…俺、そろそろいきますねっ。」
「あ、うん…。」
海斗くんはニコっと微笑んで屋上を出て行った。
…なんか海斗くんイメージと違ったな…。
やっぱ見た目で決めたらダメだ人間。
美代ちゃんに言いたくて仕方ないけどダメって言われたしな…。