阿呆彼女∞クール彼氏



…んな顔すんなや。




「…てかさっきここから生徒会長でてきたねんけど。
  さっきまでここにおったん??」



俺がそう言うと、鈴は慌ててこう言った。




「あぁーっ!!さっきな、屋上にきたら海斗く…やなくて生徒会長がいて。話しこでもたん。」




「ふーん。」



胸の奥がモヤモヤする。



哲が鈴にベタベタした時と同じ気持ち。



…これが嫉妬。





めっさイライラする。



何やねん俺…。たった少し鈴が男と喋っただけやん。



それやのにこんなに嫉妬するのって…。



俺って意外に嫉妬深かったんやな…。



























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