阿呆彼女∞クール彼氏
すれ違いsaid剛
「最低ですね。」
鈴が行ってしまった直後、生徒会長が口を開く。
「……っ。」
何も言い返せなかった。
だって…こいつの言ってること正しいやんな。
俺は…鈴を泣かせてもた…!!
「決めました…俺本気で鈴音さんを奪いますから。」
生徒会長は冷たく笑った。
「…!!何言ってんだよ!!あいつは俺の彼女やぞ!?」
ついカッとなる俺。
「……えらそうに。あんたに自分が彼氏だと名乗れる資格、ないと思いますけど。」
生徒会長はそれだけ言い残して去っていった。