阿呆彼女∞クール彼氏







待ち合わせ場所には見覚えのあるあの後ろ姿。







…鈴。





鈴は、俺に気づいてブンブン手を振っている。





…小学生かてな。






俺は小走りで駆け寄る。





「剛っ!
 ご、ごめんなっ…なんか急に誘ってもて…。」




「…別にええけど。」





…こんなんやけどな、ほんまはめちゃめちゃ嬉しかったんやで。







「…じゃあ行こか。」




「うんっ。」










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