ラブチャンス

手伝い

これが彼らと私の出会いだった。


『って、ちょっと待った!』


ん?

振り返るとそこには男の人がいた。


『この俺を忘れんなよ?俺だっていちよ団員だし。しかも客が女の子じゃねーか。』


「はぁ…ごめんね、晴菜ちゃん。こいつは気にしなくていいわよ。」


レイちゃんが呆れたようにそう言った。


どういう人なんだろう。

見た目はチャラチャラしてて、

顔は目がくりくりしてて可愛い顔をしている。


『へぇ、晴菜ちゃんって言うんだ。じゃぁハルちゃんだね。よろしく。』


彼に手を差し伸べられた。

せっかくだから握手した方がいいのかな…。


「晴菜ちゃん、こいつは別によろしくしなくっていいからね!」


あのレイちゃんがそう言うんだから、

いやな人なのかな?

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