ラブチャンス
『俺の名前は秋山真希(アキヤママキ)。高3だよ。』


せっ、先輩なのか!

しかも葵先輩と同い年!?

見えない…かも。

そっそれに真希って…


「女の子みたいな名前…」


『へ?』


あっ、しまった!

つい口にだしてしまった!


「あ、すっすすすすすす、すみません、先輩!」


大きく頭を下げて謝った。


許してくれるかな。


『いや、いいよ。ハルちゃんだから許してあげる。よく言われるしね?』


「ごめん…なさい。」


『敬語なんかやめなよ。俺かたいの嫌いだし?レイも啓也も敬語じゃねーしな。ははっ。』


なんて陽気に笑う真希先輩。


「アンタに敬語なんて死んでもいやね。」


レイちゃんって、

真希先輩には毒舌なんだね。


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