ラブチャンス

難しい相手

『俺等がなんとかしてやるよ。くっつければいいんだろ?』


「はっ、はい!」


『俺等はお助け団。成功率100%だからな。』


「期待してます!これからよろしくお願いします!」


私、この団に期待してもいいのかも!

頑張れ、私!


「ぁ、1つ思ったんですけど、どうしてけっ啓也くんが団長なの?真希先輩がいるのに。」


「嗚呼、真希は普段仕事に来ないからね。ただその日の気分でお助け団に来てるって感じだから団長なんて勤まらないの。」


へっ、へー。

そうだったんだ。


『俺が毎日さぼってるっていう風に言うなよ。俺だって来る時はちゃんとしてるだろ?それに今日からちゃんと来るぜ?だってハルちゃんが客だもんな。』


そう言うと、

真希先輩は私の肩に手をまわした。


真希先輩って以外に顔いいから、

接近されるとどきどきしちゃうんだよね。

以外にって失礼だけどね。





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