ラブチャンス
第2章

活動開始

翌日私はその事を成ちゃんに話した。


「へぇ。そんな団体、この学校にあったんだ…。」

「だよね、私も驚き!」


そしてまた成ちゃんは頭を抱えて言った。


「そしてその団員があの有名な佐々木麗香と柴谷啓也。これは大物ね。」

「レイちゃんと啓也くんって同い年なんでしょう!?すごく大人っぽいよね。昨日会って同い年って知って驚いちゃった。」

「晴菜って本当に周り見えてないよね。学校中が1年いいなって言ってるのに。」


そう言うと成ちゃんは、

呆れたようにため息をついた。


「でも、よかったね。」


成ちゃんはそっと優しく笑いかけた。

私もそれに合わせて優しく笑った。


「うん!」

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