今夜もまた眠ることができないから俺たちはどこまでも走ることにした~マイケルタナカの爆笑恋愛エッセイ~
「プー プー もしもし」


「ああああ またお前かマイケル 元気かい」


「プー聞いてくれ。お願いがあるんだ」


「リサのことかい?」


ああプーよ


お前はもしかしたら俺の心が読めるのか?


「今度いつリサと会うか教えてくれ」


「週末に会うよ。土曜日の午後に。ショッピングモールにいくんだぜ」


「俺も来てもいいか」


ああ、俺の声は震えていた


「いいとも。リサは陸上部の練習の後にくるみたいだけど」


ああプーよ


本当はお前は俺の天使なのかもしれない


そして俺は勇気を出して次の質問をしたのだ・・・
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