奇跡をあなたに
望も何も言わず、私の後についてくる。

学校につき教室に入る時だった....


パンッ

!?!

香苗が急に私をビンタした。


「痛ッ!」


「あんた、望に手出さないでよ!」


「はぁ?」


それは私には意味不明な香苗からの言葉だった。


「おぃッ香苗やめろよ!」


望が間に入ってきた。


私は黙っていた。


「あんたのせいで私と望は別れたんだから!あんたなんてこの世にいなければいいのよ!」


香苗は泣きながら私に怒りをぶつけてきた。


香苗は私を殴ろうとしたり、蹴ったりしようとしていたけど望がそれを止めていた。


「香苗、やめろ!」


望のその言葉に香苗は冷静になってこう言った。


「あんた許さないから...」


そう言って望の横の席に座った。


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