奇跡をあなたに

何考えてんの!?


「うわぁ―びちょびちょになったな(笑)」


!?

誰のせいよッ

私は微妙に怒っていると。


「気持ちい~な(笑)お前ってなんか変わってんな~クラスの奴とは違うよな~」


イジメにあってるからだよ。


私は河原から立ち去ろうとして、水から出ようとした時...


「待てよッ」


市川望が私を水の中にまた落とした。

「キャッ」

私は思わず叫んだ。
その時、石につまずき転けた私。


「痛ッ!」

「大丈夫か?」

市川望が私に触ろうとしたその瞬間。


「触らないでッ!!」


私は思わず声を出した。

その時。
市川望は笑った。

「お前しゃべれるんだな~(笑)しかも間抜けだし~」


「....。」


何?この人。

そう思っていると..

「あがるぞッ!」


私は頷き、後についていった。


「ごめんな~濡れたよな~」


コクッ

私は頷いた。


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