奇跡をあなたに
でも、少したつといつもの望に戻った。

「なぁ~今日は何作ってくれんの?」


「今日は残り物でチャーハン!」


「まじッ俺チャーハンめっちゃ好き~」


「なら良かった~」


「まぁ味によるけどな(笑)」


「失礼な~」


「ごめんごめん(笑)」

「はいはい!じゃちょっと作るから待っててね!」


「おぅッ」


20分後。


できたぁ~ちょ~完璧(笑)


私は自身満々のチャーハンを望の前に出した。


「じゃあ~ん!どお?」


「おぉ~美味しそう!いただきます!」


望はそう言って、一つ残らず食べてくれた。


「幸~ありがとうな~めっちゃ美味しかったわ!」


「良かった~」


「なぁ~水くれる?」

「あっうん!ちょっと待っててね。」


私は望に水を渡した。


「おぅありがとな~」

そう言って、望は私から背を向け何かを飲んでいた。


私は気になり望に聞いた。


「どうしたの?」


「あ~ちょっと風邪気味で風邪薬飲んだだけ~(笑)」


「そっか(笑)ならいんだけど~早く治るといいねッ」


「おぅッありがとな!」


そう言って望は私に笑顔を見せてくれた。


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