奇跡をあなたに
私は望のその言葉を普通に受け入れていた。


疑う事もなく...


そんな私と望が一緒にいた春休みもあっとゆう間に終わった。


私逹は高校3年になった。


始業式の日。


朝はいつものように望が迎えにくる。


「おはよ~幸!」


「おはよ!」


「今日クラス替えだな~」


「だねックラス一緒かな?」


「どうだろな~今回一緒になったら三年間一緒だな(笑)」


「そ~だね(笑)すごいね~」


「だな~もし一緒だったらまた窓側の席に行こうなッ」


「そ~だね~前は香苗に席とられたし~」


「そ~だったなッ香苗はクラス違うかもな(笑)」


「だったらい~なぁ~」


「まぁ幸が強くなるためには同じクラスの方がいいかもな(笑)」


「え~~」


そんな会話をしながら私逹は学校についた。


クラス替えの発表。

体育館の前に貼り出されている看板を見にいった。


3年A組。


そこに出されていた名前は...


私と望の名前と...

香苗の名前。


.....。


また香苗がいるのかぁ~


でも、望とは一緒だぁ~


私の心は舞い上がっていた。


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