奇跡をあなたに
望と私は席に座り、話していると...
「望~おはよ!」
!?!
香苗だ...
「あぁ...」
「また同じクラスだね(笑)」
「あぁ...」
「しかもまたあんたとも!!!」
「.....。」
香苗の言葉はもう慣れた。
懲りない香苗が逆にもう当たり前になっている。
「望~席離れちゃうね~」
「てか自分の席に戻れよ」
「...分かったわよ。」
香苗は不機嫌そうに自分の席に戻っていった。
3年もまた香苗といなくてはならない。
何かがまたあると思うと鳥肌が立つ。
でも、もう逃げたくない。
私はそう思った。
望は私に強くなってほしいと言ったから...
少しでも強くなって、望を安心させたいと思った。
そしたら私にも望になんかできるんじゃないかなって思ったから。
もちろん、私には望にできる事なんてないって分かってたけど、私と出会えてよかったっていつか思ってくれたらいいなって思った。
「望~おはよ!」
!?!
香苗だ...
「あぁ...」
「また同じクラスだね(笑)」
「あぁ...」
「しかもまたあんたとも!!!」
「.....。」
香苗の言葉はもう慣れた。
懲りない香苗が逆にもう当たり前になっている。
「望~席離れちゃうね~」
「てか自分の席に戻れよ」
「...分かったわよ。」
香苗は不機嫌そうに自分の席に戻っていった。
3年もまた香苗といなくてはならない。
何かがまたあると思うと鳥肌が立つ。
でも、もう逃げたくない。
私はそう思った。
望は私に強くなってほしいと言ったから...
少しでも強くなって、望を安心させたいと思った。
そしたら私にも望になんかできるんじゃないかなって思ったから。
もちろん、私には望にできる事なんてないって分かってたけど、私と出会えてよかったっていつか思ってくれたらいいなって思った。