奇跡をあなたに
そんなクラスの声に市川望は...
「てめぇらうるせ~!こいつは俺の友達だ!今度イジメたやつ!ぶっ殺すッ!」
え?友達?
「なっなに言ってんの?」
「今日からお前は俺の大事な友達な!忘れんなよ(笑)」
市川望は私の手をとり自分の席へ座らせた。
「待ってろよ~机と椅子は俺が持ってくるからよ。」
そう言って女子の方へ行った。
「おぃッあいつの机と椅子どこやったんだよ!」
「あたしじゃないよ~知らないッ」
バンッ
机を叩いた。
それにビビった女子は...
「そ、外よ!校庭の庭の隅に隠したの...」
市川望は何も言わず走ってとりに行った。
ざわざわッ
教室中がざわき始めた。
その瞬間。
先生も女子も男子も私を睨んでいた。
!?!?
その時、私はすごい恐怖に襲われた。
ガラガラ
「持ってきたぞ。」
市川望が帰ってきた瞬間。
先生も生徒も普通に戻った。
その変わりようが私には怖かった。