奇跡をあなたに
私と望は奈々と女子逹の後についていった。


そこは学校のゴミ捨て場だった。


私と望はその奈々と女子を隠れて見ていると...


「お前、まじうざいんだけど~早く死ねよッ」


「てか消えろ!めざわり!」


その光景はまるで自分を見ているようだった...


その女子逹の1人が鞄からタバコを取り出し、タバコに火をつけて吸っていた。


奈々はずっと泣いている。


怖くて、体がも震えていた。


「今日も悲鳴あげさしてあげる~(笑)」


「や...だ。やめて。」


「はぁ?うちらに逆らうつもり?お前いつからそんな事言える立場になったわけ?だからうざいんだよ!」


その時だった...


女子の1人が奈々の腕をだし、タバコを押し付けた。


!?!


「あぁ~~」


奈々の叫び声。


!?!


「おぃ!幸行くぞ。」

望が奈々を助けようとした。


「待って!私1人で行く!」


「はぁ?」


「いいから!待ってて!」


私はそう言って奈々の所へ走って行った。


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