奇跡をあなたに
「ねぇ~望、昨日奈々からメールきたの!風邪ですぐ家に帰ってたらしんだけど、メール送っても返ってこないし...電話してもうけないの!」
「どうしたんだろうな..奈々。」
「なんかあったのかな?」
「教室行って見るか?」
「うん!でも...望は行かないほうが...」
「なんで?」
「まぁ~私が行ってくるから!」
「1人で大丈夫か?」
「大丈夫!」
私は奈々の教室に行くことにした。
休憩時間。
確か~奈々の教室は...2年B組だったかな?
私は周りの目を気にしながらも、奈々の教室に向かった。
「あれ、望先輩の女じゃない?」
「なんで2年の廊下うろついてんの?」
「望先輩は一緒じゃないんだぁ~間近で見たかったな~」
そんな声が次々にとんでくる...
私は気にせずただ奈々の姿だけを探した。
2年B組。
奈々の教室。
私は教室をそ~と覗いてみた。
でも、どこを見渡しても奈々の姿はない。
その時だった...
!?!