奇跡をあなたに
「そこ奈々の席だよ~(笑)」
その声は奈々を前いじめていた女子だった。
「はぁ?なんでこんな事してんの!?」
「あんたのせいじゃない?(笑)」
.....何言ってんの?
その子は笑っていた。
「奈々はどこにいるの?!」
「知らないよ~」
.....ッ
私は怒りでいっぱいだった。
その時。
「お前ら3年だろ~が2年の教室にくるんじゃない!」
それは2年の先生だ。
「先生、奈々は!?」
「....いいからでなさい!!」
私と望は強制的に教室を出された。
ここにいても意味がない。
そう思った私と望はとにかく町に出て奈々を探した。
何時間も何時間も探したけど、奈々の姿を見つける事はなかった。
奈々の家もしらない私逹だったから、奈々から連絡を待つしかなかった。
私と望は夜の12時まで探し周り、お互い家に帰る事にした。
その後も奈々に何回も電話をしたり、メールをした。
でも一向に返ってくる気配はなかった...