奇跡をあなたに
私と望は、しゃがみこみ呆然としていた。


奈々は私逹にいじめられてないって言った....


嘘だったの?


なんで言ってくれなかったの?


いつも笑って辛いだなんて一言も言わなかった。


どうして...。


ビルから落下したって...なんで?



私はあまりにも衝撃すぎて頭の中がぐちゃぐちゃだった。


でも、じっとしてるわけにはいかない。

そう思った私と望は次に病院に走った。

大きな病院は2つ。

私と望は双手に別れて、病院に向かった。


病院についた頃には7時半を過ぎていた。


病院につくと私は受け付けに行った。


「すみません!ここに渡辺奈々さんいませんか!?」


「当分前に運ばれて来ましたけど....」


「大丈夫なんですか!?」


「すみません。そこまではお教えできません。」


....ッ


なんで!?


私は外に出て望に電話をしようとした。

電源を入れてすぐ望に掛けようとした時だった。


!?!?


奈々からメールと電話の表示が出ていた。



私は見るのを後にし、とにかく望に電話をかけた。



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