奇跡をあなたに
「さぁ、乗って!」
先生が来た。
私逹は車に乗り、病院へ向かった。
「先生、奈々の両親すぐいいって言ってくれたの?」
「....奈々さんには両親はいなかったわ。」
「えッどうゆう意味?」
私と望はキョトンとしていた。
「奈々さんね、三歳の頃両親が事故にあわれて...亡くなったらしいの。」
「じゃあ、誰が電話にでたんだよ!」
望が言った。
「奈々さんのお母さんの方のおばあさんよ!おばあさんは奈々さんを1人で育ててきたらしいわ。」
私と望は初めて知った。
友達って言って...なんも知らなかった。
「奈々さんのおばあさんが病院に来てくれてるらしいから..」
「先生!奈々は本当に死んだの...?」
私は思わず言ってしまった。
「....それを確かめに行くじゃないの?」
「そうだけど。」
「二人とも、これが現実なの!どんな結果だろうが受け止めなさい。」
「「.....。」」
私と望は言葉がでなかった...
だって、先生の言葉は奈々は生きてないと言っているも同じだから...