奇跡をあなたに



「今日は本当にありがとうございました。あと本当にすみませんでした...。」



「謝らなくてもいいのよ?あなた逹が悪いわけじゃないからね。それよりまた奈々に会いに来てくれる?」



「もちろんです。また来ます!」



私と望はお礼を言って家を出た。



私は先生に電話をかけ、迎えにきてくれるように頼んだ。


待つ間、私と望は話していた。


「望、今日私の家にこない?」


「どうした?」


「1人でいたくない...。」


「分かった。ならなんかまた作ってくれるか?(笑)」


「いいよ(笑)」


望のそんな言葉が私を支えてくれた。


先生が迎えに来てくれて、私の家についた。



「市川くんも家まで送ろうか?」


「いゃ、俺もここでいいです。」


「そう、ならもう少しで学校だから宿題ちゃんとするのよ?」


「「は~い。」」


先生はそう言って帰って行った。




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