奇跡をあなたに
あの日...
確かに望はいた。
聞こうかと思ったけど、聞けなかった。
家につき、望のために料理を作り始めた私。
作り初めて、約一時間。
完成した。
「望―できたよ―」
「お―美味しそうじゃん!?」
「でしょ~(笑)」
望は私の作ってくれた料理はいつも全部食べてくれる。
今日も全部食べてくれて後片付けをしていると...
私は見た。
鞄から水の入ったペットボトルを出してまた薬を飲んでいた。
「望?風邪なの?」
「あぁ、まだな(笑)」
「そっか~なかなか治らないね!」
「そ~なんだよッ」
そう言って私はまた後片付けをした。
終わった頃...
!?
また望お菓子食べてるよ...
「望~よく食べるね....」
「幸も食べるか?」
「うん、ジュ―ス取りに行ってくる―」
「おぅありがとな―」
ジュ―スを取りに行き、望と私はお菓子を食べながらテレビを見ていた。