奇跡をあなたに


次の日。


はぁ~望と会いづらいな。


制服に着替えて支度を終え家を出た。


あれ?


望がいない。

いつもなら迎えに来てくれるのに。


寝坊でもしたのかな?


私は10分ぐらい待った。


でもこない。


私は1人で学校に行く事にした。


ガラガラ


教室に入ると...


!?!?


望?


望は...もう学校に来てた。


なんで...?


なんで望...


私は席に行き望に話しかけた。


「望?」


「なに?」


なにって...。


「今日は...迎えに来てくれなかったね。」


「あぁ。」


望はそれだけ言って私と目を反らした。


私は自分の席に座り呆然とした。


急に冷たくなった望が別人に見えた。


「望~♪おはよ~♪」

香苗が来た。


「おぅ!」


!?


なんで香苗にはそんな返事するの!?


意味分かんない。


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