奇跡をあなたに

奇跡



私は毎日望に会いに行った。


望が学校には行ってほしいと言ったから私は放課後毎日きた。


そんな毎日を過ごしていると、あっとゆう間に11月を向かえた。



「望―今日も学校頑張ったよ!」


「えらいじゃん(笑)」


でも当分前から望は体調が悪くなっているのか...もっと痩せていた。


それに...発熱をよく起こす。


それを繰り返すばかりだった。


そんな望を見ていると辛かったけど、望はもっと辛いんだと思うと、私は望の側にいたかった。



でも、望は辛そうな顔は一つもしなかった。


いつも笑ってくれた。


でも...


ある日、いつものように放課後、望に会いに行き話していた。


でも、望は熱でしんどそうだったから私は早く帰る事にした。


「望、私今日は帰るね!」


「おぅ、ありがとうな―今日も(笑)幸がいてくれるから俺まじ頑張れる!」


「ならこれからも毎日くるね!」


「おぅ!待ってるな―」


「うん!じゃあね―」


そう言って私は部屋を出た。



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