奇跡をあなたに
私は家に帰りマフラーをラッピングした。
どんな反応するかなぁ―(笑)
でも、私と望はいまだに付き合っていない。
友達のまま...
でも、いんだ。
望の近くに毎日いられるから...
それだけで幸せだった。
それだけで充分。
次の日。
今日はクリスマス。
私は支度をして、病院に向かった。
望に早く会いたいな―
私は病院についた。
病室に行きドアを開けた。
「望―メリークッ...?」
....?
望がいない。
えッ?
「幸さん!?」
望のお母さんが慌てて私の所へきた。
「あの....望は?」
「....緊急治療室にいるの...。」
「えッなんで?」
「あの子エイズ期に入ってたらしくて...」
「望は?大丈夫なんですか!?」
「....それが危ないの...グスッ」
「そんな...!?」
私は望のいる所へ向かった。