奇跡をあなたに
私は片付けが終わり、望にジュ―スを持って行った。
「望―ジュ―ス!」
「おぅッサンキュー♪お菓子食べようや」
「うん♪」
私と望はテレビを見ながら、お菓子を食べた。
あっという間に夜の10時。
「幸~。」
「ん?」
「そろそろ帰るな!今日もありがとうな!」
私は寂しくなった。
「あ~うん(笑)」
望は玄関に向かって歩き始めた。
私はもっと望といたい。
望は私の事どお思ってんのかな?
1人の女として見てくれてるのかな?
そう思うとなぜか涙が出た。
望を好きだと思う気持ちが大きすぎて..気持ちを押さえられなかった。
「じゃあ~幸また....幸?」
「ま、またね!グスッ気を付けてね!」
「幸、泣いとん?」
「泣いてない!」
「嘘つけや~なんなん?」
望はそう言って私の顔を覗きこむ。
私は一生懸命顔を隠す。
その時。
!?!
望は私を抱き締めた。