奇跡をあなたに
証
私達が出逢ったのはきっと奇跡だった。
でも、いくら二人が想いあっても繋がる事はなかったけど、心はきっと繋がってたよね...
残された私は、あなたから離れて初めて自分を知った。
確かに歩いてきた道は、苦しくて、悲しくて、辛かった。
でも...その先には眩しいくらいの光があった。
1人で流した涙はいつも、目をそらして逃げてきた。
もう...駄目だと思ったあの頃。
逃げたいと思ったあの頃。
ずっと、出口が死だと思っていた。
すべてが終わればいいと願ったあの頃を、手をさしのべてくれたのはあなたでした。
消せない時間を、同じ鼓動で刻んで感じて...同じ光を求めあった。
一緒に生きていく時間の流れを信じて...
でも...時間の流れを感じるたび、あなたがいなくなった事を感じる。