奇跡をあなたに

こらえきれず、涙を流したあの日。


気づいたのは、素直に見せる事のできないたった1つの愛だった。



紛れもなく、あなたが生きたこの世界で私は生きてきた。



もう一度、あの頃に戻りたい。


そう思っても無理で...



もう涙は乾かすしかない...


もうこの涙をとめる事も、気づいてくれる事もないから。




あなたといた時間に、何度も支えてもらいながら生きていく私。



生きていられるのは、あなたと過ごした日々があるから...




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